コンソーシアムとは

毛髪に蓄積された健康データを活用した

新しいヘルスケア・疾病の診断方法の確立を目指して

  • 毛髪の形や成分の変化と健康に関するアンケート結果をもとに構築したビッグデータから、みなさんの健康や疾病を予測する方法を確立するために、 企業の枠を超えて結集した日本発のオープンイノベーションです。

背景

  • 我が国は、世界最高水準の平均寿命を達成し、2017 年の高齢化率は 27.7%にまで上昇、2065 年には38.4%に達することが予想されています。 そのため日本は、健康長寿社会の解決に向けた世界的なモデルになると考えられおり、世界最先端の医療や早期診断システム、健康サービスなど高付加価値型の産業の創出が国策として位置づけられています(日本再興戦略2016)。 これまで健康診断として、「採血検査」や「尿検査」、測定器を使う「血圧測定」は既に確立され、広く普及している検査手法です。 一方、これらの診断は直前の食事内容や水分摂取量によって大きく変動し、血圧では簡易診断ができますが、検査する時点での運動状態などに大きく影響を受けるため、これらの検査方法は、不安定なデータともいわれています。 また健康診断は、病気の診断にも活用されているものの、病院や検診センターに行く必要もあるなどの課題があります。 そのため、日常的な健康状態の維持に向けて、科学的な根拠に基づき、 痛みなく、安定した健康管理の指標とその仕組みづくりが長らく期待されてきました。

意義

  • 理化学研究所の辻孝チームリーダーの構想の下、科学的根拠に基づく製品やサービスの開発に共鳴した企業群が、互いに持つ技術や知見をそれぞれの企業の枠を超えて結集した日本発のオープンイノベーションです。 このオープンイノベーション構想により、日本から世界標準となりうる健康指標のデータベースを確立するだけではなく、時に創発しながら社会還元のための事業開発にも取り組みます。 ヘアケアや健康維持、病気の予兆をとらえ、生活改善、食生活、サプリメントなどの健康食品などの改善提案をし、その効果を実証できるような、測定機器や情報システム、個別健康サービスの開発を進めます。

展望

  • これまで2年間をかけて、毛髪情報の取得方法の開発、健康指標の探索、並びにビッグデータの構築のための準備をすすめてきました。そこで、みなさまから毛髪と健康情報を提供いただき、ビックデータを構築していきます。 さらに、これらのデータをもとに、ヘルスケア、未病化、医療に関わる指標を構築することで、現在の健康診断に加えた新たな診断方法として世界標準となることを目指します。